「 私はみっともないことはしないわ。どんなことが起こっても、
自分を失わないわ 」
だが、彼女はその決意にそぐわぬことをしつづけている自分に
気がついた。
〜 テネシー・ウィリアムズ 「ストーン夫人のローマの春 」 〜
第二十五章
〜 グランドマザー 〜
…… そのパーティの後、オリヴィエはヴィヴィアンとのえあいだにある距離をたもつことを心がけた。
十二月五日、スーザンが男の子____ネヴィル・リー・ファリントンを生んだ。
翌朝、新聞は '' スカーレット・オハラ 祖母になる '' という見出しをかかげた。
「すばらしいことですわ」と、ヴィヴィアンは新聞記者たちにいった。
「名づけ親には何回もなっていますけど、グランドマザーになるのは何よりもすばらしいですわ」
彼女は、幸福のせいで流したと思われる涙を拭去って、グラスをささげ、ゆっくり飲んだ。
その日、彼女はリーと昼食をともにして、としをとることをしきりに気にしていた。
そのころ、彼女がアルゼンチンの エヴァ・ペロンをえがいた芝居を演るという話があった。
「あのひとは運がいいのよ」と、ヴィヴィアンはため息をついた。
「三十二で死んだのよ。私はもう四十五だわ」
しかし、自分を憐れむといえ気持はヴィヴィアンにはなかった。
また、感情を抑えつけられることに堪えられなかった。
オリヴィエは1959年のほとんどをアメリカですごし、
ヴィヴィアンは親しい友だちと新しく仲間に加わった若い人々にとりかこまれて、ロンドン劇団の華やかな生活を楽しんだ。
奔放な行動が目につき、現在だけに生きているようであった。
ドレスが情熱の対象となり、贈物をすることが贅沢な道楽だった。
長文の手紙が大西洋を横切った。
彼女はつねにラリーを愛していた。
長距離電話が海を越えて取り交された。
オリヴィエの声は冷静で、おちついていて、
ヴィヴィアンの声はかんだかく、感情があふれていた。
'' ヴィヴィアン・リー '' アン・エドワーズ著 / 清水俊二訳 より引用 〜 
ヴィヴィアンがグランドマザーになったなんて
我が家でのグランドマザーは今も生きています❣️
'' mini '' と呼んでいます 
〜ノン・ゼネレーション/年代を超えて〜「いつまでも若く美しくそして健やかに」
♒️ ♒️ ♒️ ♒️ 2026年2月16

