「 私はみっともないことはしないわ。どんなことが起こっても、
自分を失わないわ 」
だが、彼女はその決意にそぐわぬことをしつづけている自分に
気がついた。
テネシー・ウィリアムズ「ストーン夫人のローマの春」
第二十二章
〜 治療 〜
三日三晩、ヴィヴィアンは麻酔されたまま、昼も夜も看護婦につきそわれていた。
それから、精神障害の治療のコースが始まった。
まず、全身を水で冷却され、危険のない温度まで体温を下げられた。
ときどき、水が除かれ、栄養をとるための生タマゴが与えられた。
このコースが数日続けられ、混乱が消え、正常の感覚がもどり始めた。
彼女はタマゴを与えられるときになると叫び声をあげた。
嗅覚が '' 食事時間 '' を知らせて、抵抗を試みる唯一の機会と思わせるのだった。
「私は精神病院に入れられたと思ったのです」と、
彼女は後になって親しい人々に語った。
「誰かにつれ出してもらうためには叫ばなければならないと思ったのです」
三週間の後、ヴィヴィアンはネザリン病院を退院して、ノトリー荘に帰ったが、
精神的打撃はは永久に障害となって残った。
'' ヴィヴィアン・リー '' アン・エドワーズ著 / 清水俊二訳 より引用 〜
確かに、嗅覚は食事時間がわかりますね ‼️
〜ノン・ゼネレーション/年代を超えて〜「いつまでも若く美しくそして健やかに」
♐️ ♐️ 2025年12月10日 〜 

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