「 私はみっともないことはしないわ。どんなことが起こっても、
自分を失わないわ 」
だが、彼女はその決意にそぐわぬことをしつづけている自分に
気がついた。
〜 テネシー・ウィリアムズ 「ストーン夫人のローマの春 」 〜
第二十五章
〜 成功と別れ 〜
劇は七月九日、
オリヴィエが「芸人」で大成功をおさめたロイヤル・コート劇場で、初日をあけた。
「昨夜はミス・ヴィヴィアン・リーの夜であった」と、'' タイムズ '' の劇評は書いた。
「美しく、クールで、全篇を通じて見事な演技であった」
自分の力でかちとったすばらしい成功で、彼女は女優として、大いに自信を深めたにちがいなかった。
ラリーが見に来て、二人で腕を組んで劇場を出たが、
ヴィヴィアンは一人で家に帰り、ラリーは「コリオレーナス」のリハーサルが行われていたストラトフォードにもどった。
女が男と二十五年間一緒にいて、二人のあいだがうまくいっていないのがわからぬはずはない。
彼はいつも彼女の '' ハンサムで、すばらしい、愛する、ラリー '' であったし、
彼女は自分自身を愛するよりも深く彼を愛していた。
しかし、
彼女は青春を失ったのと同じように、確実に彼を失っていた。
過去を振り返るのはむだであった。
彼女が人生において何よりも望んでいたことは、ラリーがいまのままの彼女を愛してくれることだった。
病気のせいで彼女の気持は混乱し、自分がいままでよりはるかに子供のように感じられた。
もし彼が、好きな友だちをやさしく抱くようにしか彼女を抱けなかったとしても、それでさしつかえなかった。
彼女はそのような妥協も喜んでうけ入れたであろう。
彼女の追憶と彼女の青春、彼女の愛と彼女の野心をわかち合ったラリーにしか理解できないものがあったからである。
'' ヴィヴィアン・リー '' アン・エドワーズ著 / 清水俊二訳 より引用 〜 
オリヴィエと出逢った❣️
……
彼はヴィヴィアンの清楚な美しさと無垢な魂と
やがて開花する才能の予感につよくとらえられていた。
ただ一度しかない人生の出会いを失うまいと
ふたりは互いに激しく求め合った。
……
自分の生きる道はこれしかない
愛もまた自分が選ぶものなのだ ____
その愛のひびきは
誇りと勇気を私によみがえらせてくれた
Vivien Leigh story
〜 vivi note 〜 
〜ノン・ゼネレーション/年代を超えて〜「いつまでも若く美しくそして健やかに」
♒️ ♒️ ♒️ ♒️ 2026年2月17日 〜

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